虚偽と真実。死と生。悪と善。重なり合う表裏のリズムで、少年たちは奏で始める。


Sync O Pation
-overture-


草木の生い茂る豊かな大陸に小さな村があった
その村には仲の良い2人の少年がいた
2人とも趣味や趣向は違えども 不思議と気が合った

やがてその村に1人の少女がやって来た
少女はまるでをどこかへ置き忘れたかのように
いつも空を見上げていた

2人の少年は 少女に近寄って
無垢なみを浮かべながら言った


「一緒に遊ぼう」






それから年の月日が流れた時
1人の少年が真実を知る


「このままじゃ いけない」


彼は禁忌を破り 真実のへ手を伸ばした
しかし扉は閉ざされ 牢固たる錠が行く手を阻む

少年は 少年と共に力を合わせ
打ち破り進んだ


そして 少女は微

真実の代償を残して






少年たちは を分かつ
悪なのか 善なのか


真実の線譜に乗せて
彼らは 表裏の世界を奏でていくだろう















Sync O Pation