虚偽と真実。死と生。悪と善。重なり合う表裏のリズムで、少年たちは奏で始める。

「僕は、大切な人が救えたのなら……
 それだけで充分だから」


★基本情報★
名前:シュー
性別:♂
年齢:16歳
一人称:僕
武器:魔法


★性格★
草原の大陸にある小さな田舎村出身の少年。
アーチと同じ村の出身である。
冷静沈着、頭脳明晰で、博学多才。
まさに絵に描いたような秀才。

とある組織のグループ班長として、後輩たちを支えている。
組織の仕事に関しては非常に厳しい面もあるが、それ以上に様々な場面で
グループのメンバーに優しい気遣いが出来る為、とても人望が厚く皆から頼られている。





★細かい設定1★
気素や宝玉を使った魔法は、基本的に治癒術以外は禁止されている。
しかし昨今、魔法を使わないと倒せない魔物がいるコトが発覚してしまう。

『Dragon Gate』の物語以来、長年にわたって魔法は世界中で禁止されており
それを使う者や研究する者たちは罰せられてきた。
この世界の一般的な認識は「魔法=悪」であるのだ。
(魔法であるので、治癒術ですら拒む者もいる)

そこで各大陸の首脳たちは、魔法を扱い魔物を退治する特殊騎士隊「ヴァリティス」という組織を秘密裏に作った。




★細かい設定2★
シューは生まれ育った村で、とある事故を起こした犯人として村を追放されてしまう。
その事故というのが、気素を扱った魔法に関するものであった。

シューは幼少期から様々な事柄に好奇心を持っていたが
中でも気素と魔法に関しては、村の人たちからも「あまり触れてはいけない」と言われていたにも関わらず
(むしろ触れてはいけないと言われると、余計に彼の好奇心に拍車がかかるのだった)
こっそりと大きな街の図書館などに行っては調べていた。

そしてシューが村を追放されてしまい、とある人物に促され行きついた先が特殊騎士隊「ヴァリティス」である。
ここで彼は宝玉の力を使い、魔物と戦っていくことになる。

シューの手袋には、両手の甲の部分に宝玉がはめ込まれており、そこから気素を扱い魔法を繰り出す。








■作者より■
表の主人公であるアーチとは対照的な裏の主人公です。

シューは私のオリキャラの中でも、かなり長い付き合いなのですが
ものすごーく思い切ってこんな雰囲気にしてしまいました。

元々は、私自身が何年か絵を描き続けていて
「もっと凝ったデザインが描けるようになったんじゃないか、
外見的なキャラを創る技術をちょっと試したいな〜」と思って
シューがより中二ファンタジーな雰囲気になったら、どうなるんだろうと考えたのが始まりです。

そこからカランが生まれ、シューとは対の関係で描いていたアーチの新しいデザインが生まれ
5年後の世界というのが生まれていきました。

なので、『Sync O Pation』はシューから始まった物語と言えるかもしれません。


シューの外見や性格は、以前と比べるとだいぶ変わってしまいましたが
皆を元気づけたりする為に、色んなコトを常日頃考えている部分は変わっていません。
以前のシューを知っている方はちょっと驚かれたかもしれませんが
基本的にイイヤツなので、こちらのシューもどうぞよろしくお願いします(*´▽`*)